チビなアイツ
「芽~依」

「お、音夜?!」

「芽依ちゃん。やっと見つけた。」

芽依ちゃんって。
いつもねぇちゃんなのに。

「ど、どうしたの。」

「俺があんな事したから。怒ってるかなって。」

「いや…別に…。」

その時。
低くてドッシリした声が道に響いた。

「芽依?あんな事ってなに?」

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