チビなアイツ
不安がよぎる
~一週間前~
「おはよ♪」
「…わかったから。」
光雅君は朝から電話をしてて
それも男の子じゃなくて
女の子。
「おっ!芽依おはよ♪」
「…ッおはよ…」
「元気ないなぁ!!」
「全然元気だよ♪」
明るく振る舞わなきゃだめ。
心配かけちゃだめだよ。
その後も授業は耳に入らなくて。
何言われても上の空で…
休み時間はずっと電話をしてる光雅君。
「はぁ…」
「溜め息ついたら幸せ逃げるぞ!」
「奈湖ちゃん。」
奈湖ちゃんも同じクラス。
もちろん伶も!
「なんか悩み?」
「それがね。」
あたしは光雅君への不安を
奈湖ちゃんに告げた。
「うん。不安だよね?」
「すっごい不安。毎日、毎日不安だよ…」
「おはよ♪」
「…わかったから。」
光雅君は朝から電話をしてて
それも男の子じゃなくて
女の子。
「おっ!芽依おはよ♪」
「…ッおはよ…」
「元気ないなぁ!!」
「全然元気だよ♪」
明るく振る舞わなきゃだめ。
心配かけちゃだめだよ。
その後も授業は耳に入らなくて。
何言われても上の空で…
休み時間はずっと電話をしてる光雅君。
「はぁ…」
「溜め息ついたら幸せ逃げるぞ!」
「奈湖ちゃん。」
奈湖ちゃんも同じクラス。
もちろん伶も!
「なんか悩み?」
「それがね。」
あたしは光雅君への不安を
奈湖ちゃんに告げた。
「うん。不安だよね?」
「すっごい不安。毎日、毎日不安だよ…」