暴走族と4才児!
「今まで、理央奈の事何とかしてやらなくちゃなって、そう思ってたんですよ。何とか出来るだろって、そう考えてたんです」


「でも、実際に理央奈の父親に会って……、あぁ、俺達だけで何とか出来るなんて、甘い考えだったんだなぁって……」


「亮……」


「千暁さんが前に言ってた事が、今ようやく分かりました……」




ーー『自分の無力さを、どうにも出来ない、どうすることも出来ない現実にぶち当たった時のあの絶望を、味わってほしくなかったから…』


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