暴走族と4才児!
「お前が無茶な事をすんのは、今に始まった事じゃねぇだろ。んな無茶に呆れても、何で俺らが今までお前についていってたと思う?…お前の事が好きで、尊敬してるからに決まってんだろ!」


「祥平……」


亮が呆然と皆を見回した。


皆、皆……優しく笑っている。




「……っ、悪い、皆………ありがとう」


絆の深さを確かめ合う星龍。


そんな星龍を、嘲(アザケ)るように鼻で笑い、窓から覗いていた人物がいたことに……、誰も気付いてはいなかった……。




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