暴走族と4才児!
「行かなきゃないなって、思ったの。何でか分かんないけど……」


「……そうか。なら行ってこい、理央奈」


「…?!圭人?!」


圭人の言葉に、驚いた声を出す亮達。


「別に…、なんかあったって、俺らが全部受け止めてやればいいだけの話だろ?」


「…っ、でも……」


「理央奈本人が行くって言ってんだ、それを俺らが止める必要なんてあんのか?」


「……………」


「…忍、明日から夏休み終わって学校だろ?理央奈と、途中まで一緒に行ってやってくれ」


「えっ?う、うん…」


圭人は、亮達の言葉を待たずに理央奈を連れてリビングから出ていってしまった。


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