暴走族と４才児！

それは、愛美が遊びに来てからたった数日後の事だった…ー。




「亮！大変だっ！」


「…？！どうしたんだ？」


祥平の家にあわただしく駆け込んできたのは、彼方と香だった。


「廉（ﾚﾝ）と学（ﾏﾅﾌﾞ）が、襲われて病院に運ばれた！」


「何だって？！」


思わず声を上げた亮は、理央奈と忍が部屋にいることに気づいて２人に言った。


「理央奈、忍。お前らは、別の部屋に行ってろ」

「えっ…、でも……」


「いいから。早く行け」

亮に促され、理央奈と忍は渋々と部屋を出ていく。


２人が出ていくと、亮は彼方と香に言った。