暴走族と4才児!
周りでは、千暁や祥平、星龍メンバー達が救急車を呼んでいる。


「…っ、理央奈……」


亮の目から、涙がこぼれ落ちる。


理央奈は、それを見て亮の目元に手を伸ばした。

「りょ、に…、ない、て…の?」


「…~っ」


「なか、ないで?りお、な…へ、き…だよ?へ、き…だか、ら…………」

「っ!理央奈?!」


理央奈の手が、力なく亮の目元から、落ちた…―。


「…理央奈?!理央奈っ!」


悲痛な亮の叫び声が、倉庫にこだました…―。




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