暴走族と4才児!


ピッ…


ピッ…


無機質な機械音が、狭い病室に響く。


その病室のベッドに、たくさんの機械に繋がれて理央奈は眠っていた。


「…………」


その病室にいる誰もが、言葉を発することはない。


病室に、重苦しい雰囲気が漂っていた。




…その時。


「…っ、理央奈ちゃん!!」


「…?!忍……?!」


慌てて病室に駆け込んできたのは、まだ意識が戻っていないはずの忍だった。



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