暴走族と4才児!
「遥……?」


「過ぎたこと後悔してなんになるんだ?理央奈はまだ生きてる。後悔する暇があるんだったら、理央奈のために何かしてやれることをやった方が良いだろ」


遥は、さらに続けた。


「理央奈は、自分から亮を庇ったんだ。それは、亮を守りたかったからだろ?だったら、後悔するんじゃなくて感謝しろよ」


「遥……」


遥の言葉に、病室にいた全員がハッとした。


「そうだな…、理央奈はまだ生きてる。理央奈を信じよう」


「あぁ…」


全員が、理央奈が目を覚ます事を信じて祈る。


と、そこに一人の女性が顔を真っ青にして飛び込んで来た。




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