暴走族と4才児!
「ど、どうしたんだよ理央奈。お別れってなんだ?」


亮達は戸惑い、理央奈をなだめる。


「理央奈……遠くにお引っ越し、するんだって………」


「…………えっ?」


理央奈の言葉にいち早く反応したのは忍だった。

「………理央奈ちゃん、引っ越すの……?」


「…………っ」


理央奈は、涙を流したまま頷いた。


「……っ、そんなのっ……」


忍は、それだけ呟くとバタバタと部屋を出ていってしまった。


「……っ、忍君っ……」

「大丈夫だ、俺が説得してくるから」


祥平は、理央奈の頭をポンポンと撫でると忍を追って部屋を出ていく。


泣きじゃくる理央奈に、亮達は優しく話始めた。



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