暴走族と4才児!
「なぁ、理央奈。世の中にはな、出会いがあれば必ず別れがあるもんなんだ。出会ったら、いつかは別れなくちゃいけない」


「………っ」


理央奈は、嫌だと言うように首を横に降る。


「りょうにぃ達と、お別れしたくないっ……」


「…………理央奈」


亮は、困ったような顔で理央奈を見た。


「……もう二度と、会えない訳じゃないだろ?」

「……………ゆうにぃ?」


悠也は、今までにないほどの優しい顔で理央奈に言った。


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