暴走族と4才児!
「ありきたりな言葉かもしれねぇけど……同じ日本にいるんだ、いつかは会える。永遠の別れじゃないんだから。な?」


「…っ、ゆうにぃ……」

悠也は理央奈の頭をぐしゃぐしゃと撫でると、ニッと笑って言う。


「泣かないで笑え!その涙はいつか会えるまでに取っておけ、理央奈」


「……………」


理央奈は力強いその言葉に涙を拭き、コクリと頷くと、無理に笑った。


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