暴走族と4才児!
「ちいにぃ、泣かないで……?」


理央奈は、メソメソと泣き始めた千暁の頭をポンポンと優しく撫でる。


「ぶっ…どっちが子供なんだか分かんねぇな」


亮が笑うと、皆が釣られて笑った。


「ってか、千暁さん。いい加減、理央奈のこと離しましょうよ…」


千暁は、まだ理央奈に抱きついて泣いている。


「理央奈ぁ~~」


と、その時、忍が理央奈に抱きついている千暁の足をおもいっきり踏んづけた。


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