暴走族と4才児!
「分かるっつーの!」


「ほんとかよ」


圭人が、遥に突っかかる。


睨み合う2人をなだめるのは、いつも祥平の役目だ。


「ほら、2人とも仲間割れしてんじゃねぇよ」


いつものように歩いていると、亮がふと呟いた。

「………泣き声だ」


「「『は?』」」


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