暴走族と4才児!
「…っ、うん……」


理央奈は、涙を拭いながらもニコッと笑ってうなずいた。




(…っ、可愛い…///)




思わず忍がその笑顔に見とれていると、理央奈は急にビクッと肩を震わせ怯えた表情になった。


「…?理央奈ちゃん……?」


忍は、理央奈の目線の先を追う。


と、さっき理央奈達が入ってきたのとは反対側の入口から、1人の男の人が入ってきて砂場に近づいてくる。


「おい、理央奈?どうしたんだ?」


理央奈の様子に気付いた亮、祥平、圭人、遥、悠也の5人も、近くにきて理央奈に心配そうに声を かけた。


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