ピンクの自転車
部活帰り
季節は秋。
体育祭も終わって
平凡な毎日に戻った今日この頃。
「今日の部活も疲れたねー↓先生話が長いんだもんっ。まぢありえないよー。ねっ!柚夏」
親友の奈々がクルッとふりかえって話しかけてくる。
「ほんとー。まぢダルイ」
「ねー…。てか柚夏は数学の中間何点だった?」
「えっとぉ…92だったと思うよ」
「えー!!柚夏、頭よすぎぃ!!あたし54点だったぁ…」
「大丈夫だよ★期末があるから」
「その余裕がムカつくー(笑)」
こんな会話をしながら自転車置き場に向かってた。