カルテット
『そうだ!華ちゃん誰か誘って一緒に来てくれない!?』


『ほぇ!?』


私はあまりにもびっくりして変な声をあげてしまった。


『だって今更断れないし、隆君だって二人きりじゃなければ変な期待しないと思うし』


冗談じゃない。何故私がそんな事に付き合わねばいけないのだ。


『いや、でもうち彼氏いないし、誘うような相手いないから…』

面倒な事には関わりたくなぃ。そう思いながら必死に言い訳したが…

『大丈夫!それはうちか隆君が連れて来るし♪お願い☆』


由利に満面の笑みで言われてはもぅ断れないと思った。


『…わかった。詳細決まったら連絡して…。』


こうして私は奇妙な人間関係へと足を踏み入れる事となった…。
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