カルテット
‡第2章‡〜衝撃のメンバー〜
1月17日(水)
授業が終わった後由利が私に話しかけてきた。
『華ちゃん!明日の事なんだけど…』
『もう一人連れて行く人決まったの?』
『ぅん、決まったには決まったんだけど……』
語尾を濁す由利の態度に私は嫌な予感がしていた。
『敬太が来る事になったんよ…。』
嫌な予感的中。それと同時に私は愕然とした。
元カレと自分に想いを寄せる人と一緒に遊びに行くなんてどんな神経してんだ…。
『隆君は別にいぃよ。って言ってるんだけど…華ちゃんは大丈夫?ちょっと微妙な状況になっちゃうかもだけど…』
分かっているならそんな状況にしないでほしい。
しかし、一度引き受けておいて断る事など出来なかった。
ましてや当の本人達が納得しているのだから…。
『分かった。由利ちゃん達が大丈夫ならうちはかまわないよ。』
私がそう言うと由利は嬉しそうにしながら待ち合わせ時間等が決まったらメールすると言い、帰っていった。
その日の帰りがけ、知らないアドレスからメールが届いた。
それは敬太からだった。
授業が終わった後由利が私に話しかけてきた。
『華ちゃん!明日の事なんだけど…』
『もう一人連れて行く人決まったの?』
『ぅん、決まったには決まったんだけど……』
語尾を濁す由利の態度に私は嫌な予感がしていた。
『敬太が来る事になったんよ…。』
嫌な予感的中。それと同時に私は愕然とした。
元カレと自分に想いを寄せる人と一緒に遊びに行くなんてどんな神経してんだ…。
『隆君は別にいぃよ。って言ってるんだけど…華ちゃんは大丈夫?ちょっと微妙な状況になっちゃうかもだけど…』
分かっているならそんな状況にしないでほしい。
しかし、一度引き受けておいて断る事など出来なかった。
ましてや当の本人達が納得しているのだから…。
『分かった。由利ちゃん達が大丈夫ならうちはかまわないよ。』
私がそう言うと由利は嬉しそうにしながら待ち合わせ時間等が決まったらメールすると言い、帰っていった。
その日の帰りがけ、知らないアドレスからメールが届いた。
それは敬太からだった。