カルテット
コンビニで時間を潰すのにも限界かなと思い、私はタバコを吸いに外へ出た。

ちなみに私の年齢は19だが喫煙歴は4年程になる。

中学時代にいろいろとあったおかげでタバコを吸う事を覚えてしまった。

肺の中なんてもぅ真っ黒だろうな。

学科の女子は真面目な子が多く、タバコ嫌いな人がほとんどだったため、タバコを吸う事は秘密にしていた。

もちろん由利にも秘密のため、今日はあまりタバコを吸えない。

今のうちに吸っておかねば…。

ただでさえストレスの溜まりそうな状況なのだから。


そんな事を考えていると再び由利からメールがきた。

『もうすぐ着きます☆』


さぁ、気合いを入れ直そう。

私は残り短くなったタバコを踏み消した。
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