LOVE・GAMELY -恋愛遊戯- (全199話)
■印
空が暗くなりかけた頃、俺達は電車に乗って奈穂の家に帰った
『ただいま~!』
自分の家だと言うのに丁寧に靴を揃える奈穂
俺はそれを見ながら笑いを堪えて同じように靴を揃えた
『お帰りなさい あら、洋くん!』
母親が笑顔で迎えてくれる
『お邪魔します』
『ゆっくりしていってね!』
俺達は母親に笑顔で返事すると階段を上って部屋に入った
ここでゴールイン
『奈穂流デートは終了』
俺は意地悪に言うと奈穂の背中に手をまわし、器用に下着のホックを外す
『こっからは俺のデートをしてもらいましょうか?』
『あ、あの…ッ』
顔を真っ赤にする奈穂を抱き抱えベッドに下ろす
そしてシャツを脱ぎ捨てた
白に近いピンクのワンピース
よく似合うけど、今は必要ない
肩から下がってもらおうか…
『見て…?』
俺は指で奈穂の胸元を撫でる
そこには昨日、飽きる程につけた…
『キスマーク…』
『あ…』
『隠すなよ 「俺のもんだ」って印… 俺以外には触らせないで?』
『は…はい…』
初めて露にする独占欲…
浮気されたって嘘つかれたって何も感じる事なんてなかったのに…
『奈穂だけは無理… 誰にもあげない…』
そう言った俺の胸元に奈穂はトンッと飛び込んだ
そして鎖骨の辺りに口をつける
『奈穂…?』
『私も…つけていいですか…?』
林檎のように赤い顔の奈穂に思わず苦笑してしまう
『俺、月曜に体育あるんだけど…』
『私だってあります!』
『ははは…』
流石にキスマークは気恥ずかしい
和之に何て言われるか…
しかし奈穂は涙を溜めて睨み続ける
『んな顔すんな… つけていいから…』
『…本当ですか?』
『本当…』
俺は諦めたように目を閉じた
チクンと痛んだり
くすぐったかったり…
唇が離れた時には薄いピンク色の印が肌に刻まれていた
『すぐ消えちゃいそうですね…』
『いーよ、消えたって』
印がなくたって奈穂しか見ないから…
もう奈穂しか要らない
空が暗くなりかけた頃、俺達は電車に乗って奈穂の家に帰った
『ただいま~!』
自分の家だと言うのに丁寧に靴を揃える奈穂
俺はそれを見ながら笑いを堪えて同じように靴を揃えた
『お帰りなさい あら、洋くん!』
母親が笑顔で迎えてくれる
『お邪魔します』
『ゆっくりしていってね!』
俺達は母親に笑顔で返事すると階段を上って部屋に入った
ここでゴールイン
『奈穂流デートは終了』
俺は意地悪に言うと奈穂の背中に手をまわし、器用に下着のホックを外す
『こっからは俺のデートをしてもらいましょうか?』
『あ、あの…ッ』
顔を真っ赤にする奈穂を抱き抱えベッドに下ろす
そしてシャツを脱ぎ捨てた
白に近いピンクのワンピース
よく似合うけど、今は必要ない
肩から下がってもらおうか…
『見て…?』
俺は指で奈穂の胸元を撫でる
そこには昨日、飽きる程につけた…
『キスマーク…』
『あ…』
『隠すなよ 「俺のもんだ」って印… 俺以外には触らせないで?』
『は…はい…』
初めて露にする独占欲…
浮気されたって嘘つかれたって何も感じる事なんてなかったのに…
『奈穂だけは無理… 誰にもあげない…』
そう言った俺の胸元に奈穂はトンッと飛び込んだ
そして鎖骨の辺りに口をつける
『奈穂…?』
『私も…つけていいですか…?』
林檎のように赤い顔の奈穂に思わず苦笑してしまう
『俺、月曜に体育あるんだけど…』
『私だってあります!』
『ははは…』
流石にキスマークは気恥ずかしい
和之に何て言われるか…
しかし奈穂は涙を溜めて睨み続ける
『んな顔すんな… つけていいから…』
『…本当ですか?』
『本当…』
俺は諦めたように目を閉じた
チクンと痛んだり
くすぐったかったり…
唇が離れた時には薄いピンク色の印が肌に刻まれていた
『すぐ消えちゃいそうですね…』
『いーよ、消えたって』
印がなくたって奈穂しか見ないから…
もう奈穂しか要らない