LOVE・GAMELY -恋愛遊戯- (全199話)
■心の中で
【ご両親は?】
不思議そうに尋ねる奈穂の目
その汚れない瞳は「皆、幸せな家庭で育ってる」なんて言ってるみたい
悪いけど…
俺の1番、嫌いな目だよ
『真中! 久しぶりっ♪』
いつものように駅前のゲーセンにいた俺に1人の女が声を掛ける
元の顔がわからなくなるほどの厚化粧
目の周り真っ黒で、裸みたいな格好して…
遊び仲間の1人だが残念ながら名前が思い出せない
『ユキ? ミナ?』
『アカリ! 忘れちゃったの?』
『悪ぃ… 人の名前覚えるの苦手なんだわ』
『ひっどーい!』
アカリは怒ったフリをして、隙を見つけると俺の口に軽くキスをした
『ッ…何そのキス』
『挨拶ー』
軽…
あんま軽くてもモテないよ?
奈穂くらい固いのもどうかと思うけど…
って何でここで奈穂を引き合いに出す…?
『ねぇねぇ、真中が最後にエッチしたのいつ?』
『さぁ? 何で?』
『溜まってるならぁ… どぅ?』
アカリは少し前かがみになり、上目使いでこちらを見る
見えそうで見えない
その定番の行動がやけにツボにハマる
『いいよ』
俺はアカリの肩を抱いて建物を出た
『ハァ…ん…ッ 真中ッ』
気味が悪いくらいピンク一色の部屋
これでもかという位、広いベッドにアカリの小さな体は勿体ない
『お前… 濡れすぎ…』
秘裂に手を滑らせただけでヌルリと纏わり付く液体はツー…と指を伝ってシーツに落ちた
『だってッ… 真中は…久しぶり…ッ!』
アカリは眉間にシワを寄せ、必死に答える
「真中は」ってねー…
『って事は俺以外とはしてんだ?』
『やッ… そんな事…ん!』
『嘘つかなくていーのに…』
だって俺、気にしないよ?
あんた俺の彼女じゃないんだから
それに俺も他に相手がいる
『ほんと…ッ 真中だけだよ…ッ』
『もういいから… 黙って』
聞きたいのは、そんな言い訳じゃない
俺が今、思うのは…
「奈穂だったらどんな声を上げるのだろう」
ただそれだけだよ…
【ご両親は?】
不思議そうに尋ねる奈穂の目
その汚れない瞳は「皆、幸せな家庭で育ってる」なんて言ってるみたい
悪いけど…
俺の1番、嫌いな目だよ
『真中! 久しぶりっ♪』
いつものように駅前のゲーセンにいた俺に1人の女が声を掛ける
元の顔がわからなくなるほどの厚化粧
目の周り真っ黒で、裸みたいな格好して…
遊び仲間の1人だが残念ながら名前が思い出せない
『ユキ? ミナ?』
『アカリ! 忘れちゃったの?』
『悪ぃ… 人の名前覚えるの苦手なんだわ』
『ひっどーい!』
アカリは怒ったフリをして、隙を見つけると俺の口に軽くキスをした
『ッ…何そのキス』
『挨拶ー』
軽…
あんま軽くてもモテないよ?
奈穂くらい固いのもどうかと思うけど…
って何でここで奈穂を引き合いに出す…?
『ねぇねぇ、真中が最後にエッチしたのいつ?』
『さぁ? 何で?』
『溜まってるならぁ… どぅ?』
アカリは少し前かがみになり、上目使いでこちらを見る
見えそうで見えない
その定番の行動がやけにツボにハマる
『いいよ』
俺はアカリの肩を抱いて建物を出た
『ハァ…ん…ッ 真中ッ』
気味が悪いくらいピンク一色の部屋
これでもかという位、広いベッドにアカリの小さな体は勿体ない
『お前… 濡れすぎ…』
秘裂に手を滑らせただけでヌルリと纏わり付く液体はツー…と指を伝ってシーツに落ちた
『だってッ… 真中は…久しぶり…ッ!』
アカリは眉間にシワを寄せ、必死に答える
「真中は」ってねー…
『って事は俺以外とはしてんだ?』
『やッ… そんな事…ん!』
『嘘つかなくていーのに…』
だって俺、気にしないよ?
あんた俺の彼女じゃないんだから
それに俺も他に相手がいる
『ほんと…ッ 真中だけだよ…ッ』
『もういいから… 黙って』
聞きたいのは、そんな言い訳じゃない
俺が今、思うのは…
「奈穂だったらどんな声を上げるのだろう」
ただそれだけだよ…