LOVE・GAMELY -恋愛遊戯- (全199話)
■初めてのお泊り

『お邪魔しまーす♪』

綾は嬉しそうに言うと、靴を脱ぎ部屋に入る
俺は後から入って静かに鍵を閉めた


『真中のベッドってシングルだよね? 2人で寝れるかなぁ?』
『セックスできるくらいだし大丈夫だろ』
『うん…』

顔を赤らめて頷く綾
そんな綾を後ろから静かに抱きしめた

『俺、すっごい溜まってる… 今から駄目?』
『…いいよ…?』
『良かった… 先にシャワー浴びておいで?』

綾の肩を抱き、バスルームへ誘導する
綾は少し恥ずかしそうに上目で見た

『…覗かないでね?』
『うん…』

俺はそう返事すると手を振って扉を閉めた


『さてと…』

リビングに置かれた綾の鞄
その中から携帯を取り出す

『…やっぱりね』

思った通り、ピンク色の携帯
データBOXには予想通りの動画

俺は動画を自分に送信し、その後で綾の携帯から動画を削除した

材料は揃った
奈穂を苦しめる動画も、男達を問い詰める証拠も…

後は寝室のアレがうまくいけばいい

『悪いけど同じ手段をとらせてもらうよ? 綾ちゃん…』







『シャワーありがと! 真中も入るの?』

綾はバスルームから出てくると、1番に俺に抱き着く

『我慢できないから後で入る… ベッド行こ?』
『うん…』

こくんと頷く綾を抱き抱え寝室へ移動した




『ね、綾… 一生のお願い…』
『ん…? 何…?』
『自分でしてる所… 俺に見せて…?』
『や…ッ 恥ずかしいもん…』

顔を朱に染める綾を抱きしめて、ゆっくりとバスタオルを外す

生まれたままの姿…

『…綾が好きだよ…? だから全て知りたい…』

額に軽く口付けると綾は恥ずかしそうに頷いた

『お利口さん… いつも俺にされてるみたいにしてごらん?』
『う…ん…』

そっと胸元に伸びる白い手で掴むように…
華奢な指先で中心の尖りを押すように触れる

『こ、こう…?』
『俺、そんなに優しくしてないよね…?』

俺の意地悪な言葉に、綾の動きが段々と大きくなっていった…
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