LOVE・GAMELY -恋愛遊戯- (全199話)
■帰宅後
『で? どうゆう理由かな?』
アパートに戻った俺に待っていたのは綾のしつこい取り調べ
ドアの前に仁王立ちし、家の中に入れてくれない
『何度も電話してるのに留守電だし、最後には電源も入ってないし…』
綾はクドクド愚痴をこぼす
『綾が電話しすぎるから充電切れたんだよ…』
『だって電話に出ないから…』
ぷいっと顔を背ける綾
俺はそんな綾の頬に軽くキスをした
ご機嫌取りの…
『綾ちゃんごめんね? もう外泊しないから』
『…本当?』
『本当』
綾はしばらく考えた後で深く溜め息をついた
『浮気…してない?』
消え入りそうな綾の声…
『…』
俺はその質問に言葉を詰まらせてしまう
奈穂との事は一般的に浮気になるだろう
でも「浮気してきましたぁ」と笑顔で言えるほど俺は強くない
『…してないよ?』
最後までは…
『証拠はぁ?』
『じゃあ試す?』
『…うん…』
綾は恥ずかしそうに頷く、すっとドアの前を退いた
薄暗い部屋の中…
小さな水音だけが響く
『…おっきくなってきたぁ…』
綾は天を扇ぐ俺のモノを舌で撫でるようにして言った
『だから浮気してないって言ったろ…?』
簡単な世の中だ
こんな物が証拠になってしまうなんて…
奈穂も今頃こんなふうにしているかな
あの男への弁解を…
『真中… じゃあまた明日ね?』
『うん… 気をつけて…』
夜になり
綾を玄関まで送った後、俺はベッドの中で深い眠りについた
そしてまた悪夢を見る…
『で? どうゆう理由かな?』
アパートに戻った俺に待っていたのは綾のしつこい取り調べ
ドアの前に仁王立ちし、家の中に入れてくれない
『何度も電話してるのに留守電だし、最後には電源も入ってないし…』
綾はクドクド愚痴をこぼす
『綾が電話しすぎるから充電切れたんだよ…』
『だって電話に出ないから…』
ぷいっと顔を背ける綾
俺はそんな綾の頬に軽くキスをした
ご機嫌取りの…
『綾ちゃんごめんね? もう外泊しないから』
『…本当?』
『本当』
綾はしばらく考えた後で深く溜め息をついた
『浮気…してない?』
消え入りそうな綾の声…
『…』
俺はその質問に言葉を詰まらせてしまう
奈穂との事は一般的に浮気になるだろう
でも「浮気してきましたぁ」と笑顔で言えるほど俺は強くない
『…してないよ?』
最後までは…
『証拠はぁ?』
『じゃあ試す?』
『…うん…』
綾は恥ずかしそうに頷く、すっとドアの前を退いた
薄暗い部屋の中…
小さな水音だけが響く
『…おっきくなってきたぁ…』
綾は天を扇ぐ俺のモノを舌で撫でるようにして言った
『だから浮気してないって言ったろ…?』
簡単な世の中だ
こんな物が証拠になってしまうなんて…
奈穂も今頃こんなふうにしているかな
あの男への弁解を…
『真中… じゃあまた明日ね?』
『うん… 気をつけて…』
夜になり
綾を玄関まで送った後、俺はベッドの中で深い眠りについた
そしてまた悪夢を見る…