秘密
海は夕日が沈みそうで、辺りはきれいなオレンジ色に包まれていた。

海辺の公園のベンチにはるとが座ってた。

久しぶりにはるとと話すから、緊張した。
私が言葉を発するより先に、はるとが言った。

『和田くんって人と付き合うの?』


何ではるとが和田くんの名前を知ってるの?

ってか、付き合うって…誰からそんなこと聞いたの?

私の頭の中ではぐるぐると疑問が回ってて言葉が出なかった。
そうしていると、
はるとが突然私を抱きしめて言った。


『そんな奴と付き合うなよ』


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