秘密
部員をかき分けて、まゆの前まで進んだ。
『好きです。俺と付き合ってください。返事は…先生来たから部活後聞かせてください。』

タイミングが良いのか悪いのか…先生が来たから返事は聞けなかった。

けど、俺は言えたことで満足してた。


もしダメでも…仕方ないかなって思えていた。


部活中は無心でボール蹴ってて、周りの声は頭に入ってこなかった。
< 80 / 83 >

この作品をシェア

pagetop