幼なじみ〜 それはもどかしい距離〜



「あ……私も好きだよ?」


「なんで疑問系?」



クスッと笑って私に優也は手を差し出した。




「?」


「握って?」




恥ずかしがりながら握ると、急に引っ張られた。



「きゃあ?!」


「ずっとこうしたかった」


今抱き締められてる?
あ…優也の体温熱い。でも、それより優也の心臓の鼓動が速い。



優也もドキドキしたんだ。




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