幼なじみ〜 それはもどかしい距離〜
【優也】
信羅にあった。
まあ、そこまではまだ問題は無かった。
なのにあいつは…
「あたしちょっと…」
走って逃げやがった…
俺不味いこと言ったか?
「なんだあいつ…」
「おい!あんた!」
「俺?」
「そうだよ!」
こいつは確か…彩音の友達の。
「あんた、彩音の気持ち考えて言ったのかよ!」
「は?なにを?」
俺がなに言った?
「最低だな…お前だったら彩音のわかってると思ったのに。ガッカリだ。」
そう言って、走っていった。