遠距離
こんなあたしが

名前を聞く余裕さえなくなる。

その事に姫たち
驚いてた…。

笑い事じゃないのに。


そう。
本当に笑い事じゃなかった。


その日即効
優紀くんのクラスに
駆け込んで
名前を聞いた。

知ってたよ、名前。

ただ、あたしと貴方が出逢いたかった。

優紀くんの席に着いて

「ねぇねぇ!!名前なんてゅーの?」


……。
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