神様からの贈り物
「はい.コーヒーしかなくて。」

瑠珈くんは.制服のままだった。

そう.私と同じ学校の制服。

土曜日に学校に行くってことは

たぶん部活だ。

「湖凜さん…


なにがあったんですか…」

瑠珈くんは真剣な目で私を見つめた。

また.涙がこぼれ落ちる。


「ッウ…るっ瑠珈…くん」

瑠珈くんはそっと私の髪をなでた。
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