それでも憎らしい君が好き。




アタシは一人そんな事を思ってしまい、勝手に一人で怯えてしまった。


自分では気付かなかったが無意識のうちに眉間にしわを寄せていたようだ。


それに気付いたあいつは、

『そんなに怯えられては何だか申し訳なくなりますよ』

なんて言いながら苦笑いだった。


                                            
< 18 / 57 >

この作品をシェア

pagetop