それでも憎らしい君が好き。
ビクッとしてしまい、その男の唇が首に触れた瞬間、体全体に電流が駆け抜けた。
そしてアタシの両手首が男の片手でとめられ、それでも力は緩む事なくもう片方は制服のスカートに入れられ、太ももをつーっと撫でられた。
『ちょっ...やぁ....ん』
不覚にも感じてしまい、鼻にかかる声が漏れ出てしまった。
『ぎゃゃぁぁぁぁぁぁあ?!』
アタシは目を見開き、力の限り叫んでしまった。
するとこの男は楽しそうに笑いやがった。
(笑い事じゃないのにっ!ふざけんな、まじふざけんな、ぜってぇぶっとばすっ!!!!!)
アタシは思いつく限り目の前の男に心の中で罵声をあびせた。