それでも憎らしい君が好き。




アタシは“あの時”の夢を見た。



―――――――――




『ふざけんじゃねぇよ!!』


『んだと!?』


『っ...いってぇなぁ!!』


『アリア!、うしろっ』


『知ってる!...はっ、しつけぇな!』



辺りに響く怒鳴り声。


これは確か、アリアが中1の頃の記憶だ。


この日は確か、チーム同士の争いだった...


いや、争いといういきを越えているだろうか。


                                                 
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