それでも憎らしい君が好き。





それぐらいアタシは上手く、逆にいえばそのぐらい慣れていた。

だからアタシは長くいすぎたのか、チームがすごく大切だった。

アタシにできた、たった一つの居場所だったから。


チームはそれなりに強く、アタシ達の代になっても勢いがとまる事もなかった。


みんな傷をおった戦士達。
ここを居場所だと思う戦士達。アタシだけじゃなかった。


それぐらい世の中には傷を負った子供達が多いという証拠だ。

でもあの頃のアタシにはそんなの関係なかった。

                                      
< 47 / 57 >

この作品をシェア

pagetop