きゅんきゅん同盟


私、何も言えなかった。


守ってくれる為の嘘なのか、

それが本当なのか、

必死で頭の中であの日のことを思い出していた。





陸は最高の演技。


とても軽い男に見えた。


演技、だよね?




「あれ見て、お前ら誤解して、先生のこといじめてんの?あほくせ~!俺、年上興味ねぇし!!」




嘘だとしても結構へこんでしまう。

年上興味ねぇ…か。


本当だとしたら、陸をあきらめるちょうどいい機会。




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