きゅんきゅん同盟



まぁ、確かに…



第一印象から、俺はあいつに惚れてたのかも知れないけど。








でも、一緒にいればいるほど、まこの純粋な考え方に惹かれていった。




恋していたけど、それ以外の

尊敬や、憧れ、感謝…



いろんな感情が生まれた。






まこのおかげで、


俺達クラスはひとつになることができたんだ。





なのに…



今日で最後。




というか、


もうあと数分でいなくなる。





今、あいつは教室を見渡して、


最後のこの教室をしっかりと見つめていた。



「じゃあね!」



まこは、教室を出た。





おい!!




俺、連絡先も聞いてないし、


好きだとは言ったけど、付き合おうと言ってない。




お前はそれでいいのかよ…







< 242 / 258 >

この作品をシェア

pagetop