きゅんきゅん同盟
私の目に涙が溢れていること、気付いた?
陸、大好き。
「陸……私も陸が好きです。彼女にしてください!!!」
陸の胸に飛び込みたいのに涙が溢れて、体が動かない。
ただ、その場でしゃがみこんで、泣いた。
「泣くなよー!!まこ。これからも俺をきゅんきゅんさせてくれよ!」
「うぅ…私も、ずっと陸にきゅんきゅんしたいよぉ…」
陸は、しゃがみ込んだ私の体をぎゅっと抱きしめた。
「まこ…今、きゅんきゅんしただろ?」
そう言いながら、私のおでこにそっとキスをした。
「うん。めちゃめちゃきゅんきゅんだよ…陸のばか。」
「俺も今、きゅんきゅんした。お前のその泣きながらの笑顔に…」
そう言って、陸は私の頬に触れ、優しくキスをした。