きゅんきゅん同盟
第4章(爆発)
教育実習にも、慣れてきてみんなの顔と名前も一致してきた頃。
相変わらず、神崎陸の存在は私の元気の源だった。
先生方とも実習生とも生徒とも仲良くなってきた。
先生方はみんな親切で、とても私達を心配してくれる。
その中で、一番よく話すのが城山先生だった。
最近、やたらとタッチの多い城山先生。
ちょっと見は、ダンディでかっこよく見えるんだけど、苦手なタイプ。
とりあえず、敵に回してはいけない先生だということはわかっていたので我慢していた。
でも、今日…とうとう私の本性が…
私、爆発しちゃったんだ。