きゅんきゅん同盟

2時間目の授業が始まっても、

ドキドキは激しくなるばかり。




神崎陸が、あくびをする。


神崎陸が、下敷きでパタパタと自分の顔を仰ぐ。


神崎陸が、歴史の教科書を読む。





さっきの出来事は、夢だったのかな。


夢じゃない。







まだ私の体には残ってるんだ。





力強い感触。


落ち着く匂い。




好きよ・・・神崎陸。








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