SKY☆ROUND

『あたしずっと気付かないふりしてた。だって、ひとみに優斗をとられるのが嫌だったんだもん。・・・こんなの友達失格だね。』

『・・・』

『・・・優斗の彼女になる権利なんてないよね・・・』



パァーーーーーン。


音が響き、

美咲の頬が紅く染まった。


『そんなこと言うな!!』


美咲を見つめるひとみの目にも、大粒の涙が溜まっていた。


.
< 126 / 226 >

この作品をシェア

pagetop