青空と太陽の下で
…何時間経っただろう
男はヤルだけヤッて
面白くないと言って私を放って
どこかへ行った。
残された私は何も考える事が
できず、そのままベッドの上で
ボーッとしていた。
私、こんな汚れた私を
愛してくれる人なんていない。
…死んだ方がいい
うん、死のう。
そう思い、私はカバンの中に
あったカッターを手に取り
「…輝、ごめん」
そう言い左の手首にカッターを当て、思いっきり切った。
涙が出てくる。
ああ、私、生きてるんだ
死んだらもう誰も私を苦しめない。
私は逃げたんだ。