-短編- 極上の甘さにほろ苦い刺激を



「『瀬菜、何で委員長にあんな嫌がらせすんだよ!!』」


「『だって…!! お兄ちゃんとあの人が一緒にいるの見てるのは嫌なんだもんっ…』」


「『……何度言ったらわかるんだ? 俺が好きなのは…瀬菜、お前だけだ』」


「『お兄…ちゃん… あたしも…』」



そう言って2人は抱きしめ合う。



ふいに、零斗が二川夏実の顎を上げ、キスをした。



……………え?



キスシーン…なんてあったっけ?



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