コンパスで作る地球



「フハハハハハハハハハハッ!」


「えぇー―ッ?」


私のいきなりの爆発のような笑い声に男の子が驚く。


「クックククク……ハハハハッ…グフ。」


ダメだ…全然笑いが止まらない。本当に面白すぎるよ…


「あのお姉さん……さては僕の説明中に何か変なものでも食べましたね。」


「違う。違うって。この爆笑の理由は驚きと可笑しさのせいなんだって。」


理解できないのかムスッとした表情をなんとか直そと私は宥めるけど男の子のはそっぽを向いた。


「意味が分かるように説明をお願いします。」


「だから…君にもきちんと子供心があるんだなって思ったの。さっきまで大人みたいな子供だったでしょ。話し方とか考え方とか。」


「けしてそんなつもりじゃ……」


「だけど私の話した内容でこんなに瞳キラキラさせるからうれしかったの。そしてそのギャプがツボにハマって爆笑。」



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