満開の桜の下で…
‐ギーッギーッ‐
屋上のドアが開いたと思って後ろを振り向くと…
私の親友の安部奈央(アベナオ)と奈央の彼氏の平野達也(ヒラノタツヤ)と私の片思い中の拓真が居た。
奈央:「亜紀ーっ!
こんな所に居たの!
探したんだからね!」
拓真:「なんでここにいたんだよ‐!
早く戻ろうぜ‐!」
達也:「早く、昼飯くおーぜっ!
腹減ったんだから!」
奈央:「達也‐!
言葉遣い悪い!」
達也:「別にいいだろー!
男なんだから!」
と楽しく奈央と達也が会話してるのが、うらましかったし、何故私と拓真が学年で仲がいいって言われるのかが良く分からなかった…奈央と達也の方が仲がいいのに…
拓真:「もう、戻ろう。
暑いし。」
拓真が達也の肩に手をのせて、校舎の中に入って行った。