幼なじみなんてこんなもん。


「だめ…死にそう…」

えっ!

苦しそうなその人に、私はパニックになる。

「えっ!どうしょう!!?救急車?」

パニクる私に駆ともう一人の人が爆笑していた。
「ブハハハハハッ!」

「えっ!何で笑うのよ!」
私はあたふたしてると、落ち着いてきた駆が頭をなでながら笑った。

「鈴菜、お前かわいい奴だな(笑)」

「えっ」

私は、思いも寄らない言葉に顔が赤くなる。

「ごめんね鈴菜ちゃん(笑)冗談を本気にするなんて…」

2人が笑うので余計に顔が赤くなる私。


「駆のバカ!」

そう言うと2人が私の型を組んで謝り始めた。

「ごめんって!怒るなよ」
「ふんっ!」

「ごめんね鈴菜ちゃん。駆がなんかおごるからさ(笑)」

そう2人が私をなだめ始めた。

すると遠くから愛海の声がした。

「鈴菜〜!」
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