幼なじみなんてこんなもん。
「あっ!」

駆が急にでかい声を出した。

「駆!静かにって言ってんじゃん」

「雅人じゃん!」


「「「え」」」

3人の声が重なる。


「しってんの?この子」

みんなが不思議そうな顔をしている。

「俺の親戚んちのガキだわ」

「で、なんでいんの?」

「知らねーよ」

そんなこんなで男の子が目をさました。
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