幼なじみなんてこんなもん。
「あいつは止めとけよ!」

俺は我慢できずに叫んでしまった。

あ…ヤバッ…


俺は即座に自分のやった事がどんなことだかさとった。



俺は今、数学の授業中。

クラスのみんなが一斉に俺の方を見る。


「おい、高橋。何をやめとけなんだ?」
なんか驚きながら聞いてくる。

「いや…その…」


「まぁ何にしろ授業聞いてなかったろ?」


「…はい…」


「じゃあこの問題解け」


「……はい…」


聞いてなかったんだから分かるわけねーよ!


そう思いつつ黒板の前へ行く俺…


前に行きチョークを持つ。


問題を見るが全く分からない…


ちょっとたたずんでいたら、先生が口を開いた。

「こうなるから、話を聞いとけよ」


「…はい」


クラスではちょっと笑いがあったが気にせず席に戻った。


あと数分で授業が終わる、そこであいつにメールを送った。


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