遠恋~初めての恋~
「ねえ優!寄り道して帰ろうよ!」
「ん?いいよ!ってもどこいくの?」
「んーとね、ゲーセン(笑)」
「ほんとこりないね美香は(笑)」
美香はリラックマが好きで
キーホルダーとかいっぱい集めてた
あたしたちの近くのゲーセンに
リラックマのぬいぐるみがあって
美香はそれが欲しくて毎日のように
そのゲーセンに通ってる
「あぁ!なんでとれないのぉ!」
「1回やらせて」
とあたしは美香に1回だけやらせてもらったら
なんと!一発でとれちゃった
「えーなんなの!優の言うことは聞いて
美香の言うことは聞かないの!?」
と美香はわけわからない事で怒っていた
「美香どーぞ」
とあたしはリラックマのぬいぐるみを
美香に渡した
「ありがとね優!次からは優に頼もー」
ええ、まじですか。
今日のは運が良かっただけだと思うけどなー
その後美香と別れて家に帰った
「ただいま~」
もちろん家には誰もいない
あたしは元々一人っこだし
パパとママは離婚して
あたしはママと暮らしてるけど
ママは海外に仕事に行っていて
家にはあたし一人
「はぁー疲れたっ」
冷蔵庫から冷えた麦茶を出して飲んだ
あ、ご飯作らなきゃ
今日はカレー作ろうかな
あれ?材料ないじゃん。
買いにいかなきゃね
あたしはしたくをして近くのスーパーに
買い物に行った