ありがとう
『綾が智也のこと好きなの知ってた。みんなで居てもいつも綾智也にくっついてたから』

涼は黙って頭を撫でてくれていた

『うちどうしたらいい?智也のこと好きだけどもう信じられない。一緒に居たくない。綾はもう無理』

涙が止まらなかった


「2人で旅行行くか♪」

涼が突然言った言葉にうちは驚いた

「あいつらに会いたくないだろ?」

うちは頷いた

でもうちと智也の問題に涼を巻き込みたくなかった

「俺マァと行きたいとこあんだよね。ダメ?」

涼の優しさが心に染みてうちは旅行に行くことにした
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