ありがとう
まだ夜もあけきらない時間

うちは涼のバイクの後ろに乗って家に着いた

『支度してくる!!ちょっとまってて』

簡単に支度をしてうちはまた涼の後ろに乗った


2時間くらい走ってうちらは休憩をとることにした

『夕べ寝てないし眠くない?』

うちは涼に気を使っていた

自分のためにここまでしてくれる涼に申し訳なく感じていたから

「大丈夫だよ。愛の胸が背中に当たるから元気♪」

『もぉ~!!』

いつの間にかうちは笑っていた

あんなに辛かったのにもう笑えてる自分に驚いた

『涼…ありがとね』

涼は照れたように笑っていた


そこからまた2時間くらい走って着いたのはよくわからない場所だった
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