居場所。
『芽衣!?その机どうしたの!?』


愛美ちゃんが驚いた目をした意味が分かった。


「……。」


私は言えることもなくただただ黙っていた。



『ねぇ!答えてよ!』


『あぁー!うるさいなぁ!転校生のくせにいきってんじゃねぇよ!』


みっちゃんが愛美ちゃんに向かって言った。


『はぁ?あんたらおかしくない!?こんな机があってなんで平気でいられんの?!』



愛美ちゃんは一生懸命にみっちゃんに怒鳴った。



< 22 / 69 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop